コードバンの財布の良さって、何?
こんにちは。
西武池袋本店5階 中央B6売場から、CIMABUEスタッフがお届けします。
新入荷!アニリンコードバンの革小物
2017秋の新作ラッシュが止まらないCIMABUEです。待望のアニリン染めコードバンが、8つの形で新登場しました。
〈名刺入れ 15191 ¥16,000+tax〉
〈パスケース 15190 ¥16,000+tax〉
〈ミニ財布 15192 ¥20,000+tax〉
〈小銭入れ 15196 ¥15,000+tax〉
〈カードケース 15197 ¥15,000+tax〉
〈かぶせ長財布 15195 ¥50,000+tax〉
〈ラウンド長財布 15194 ¥46,000+tax〉
〈折り財布 15193 ¥35,000+tax〉
コードバンって、何?なんでちょっと高いの?!
コードバンは、馬のお尻の部分からつくる革です。
ただ、どんなお尻でもいいわけではなく、ヨーロッパでわずかに飼育されている農耕馬のお尻に限られます。
理由は、ヨーロッパ(特に北欧)の農耕馬のルーツは野生馬で、狼など肉食の敵に襲撃される危険にさらされていたため、身を守るためにお尻の皮が厚くなり、内側にコラーゲン層が発達したその部分がコードバンだからです。
スマートな競走馬のお尻じゃダメなんですね。
希少性という価値の部分がここまでで、次はその質感です。
通常の革製品は、「銀面」と「床」の二層構造になっています。表面の、目に見えて触れる部分が「銀面」です。それを支えるのが「床」です。
分かりにくい方は、チーズタルトを思い浮かべていただいて…まろやかチーズが銀面、サクサクのタルト生地が床です。
コードバン層は、銀面を削ぎ落とした、床の部分のコードバン繊維なんです。
繊維がむき出しの状態で磨きをかけるので、まるでビロードのような滑らかで非常にキメの細かいツヤが出て、ピカッと輝くのです。
希少で、つくるのが大変そうで、質感も素晴らしいとくれば、ちょっと高いお値段にも納得ではないでしょうか。
ちなみに、コードバンの鞣しは世界で2社しかやっていません。アメリカのシカゴの会社と、日本の姫路の会社です。
色の美しさはアニリン染めならでは
アニリン染めは、水染めの一種です。
アニリン塗料は染料なので、透明感のある色付きで仕上がります。油性インクではなく、水性絵具のイメージです。今回チマブエでは、千葉県のレーデルオガワ製のアニリンコードバンを使用しています。
色は、ブラック・グリーン・ネイビー・ワインの4色ですが、どれも美しくて見れば見るほど悩みます!
ぜひ、店頭でお手に取られてみてください。
ご来店を心よりお待ちしております。
西武池袋本店 5F 紳士鞄/革小物売場
東京都豊島区南池袋1-28-1
TEL.03-5949-2449 (雑貨売場直通)