ひと味もふた味も違う、手間のかかった手染めカーフのお財布が届きました
こんにちは。
西武池袋本店紳士雑貨売場から、チマブエスタッフがお届けします。
昨日の大丸神戸店に続いて、先週末に入荷したての新作、手染めカーフシリーズの魅力に迫りたいと思います。
最大の魅力は一瞬で視線を奪うカラー
後列左から
かぶせ長財布 No.15261 ¥30,000+tax
ラウンドジップ長財布 No. 15262¥31,000+tax
オーガナイザー No.15263 ¥37,000+tax
前列左から
ミニ財布 No.15264 ¥28,000+tax
名刺入れ No.15260 ¥19,000+tax
チマブエの手染めカーフシリーズは、計5型各3色(ブラック、レッド、ブルー)でのご用意です。
この画像からも、色映えの良さがお伝えできるかと思うのですが、売場の棚でもひときわ目立っております。
同じ色でも、一点一点少しずつ様子の異なるグラデーションがあり、見れば見るほど興味をそそる存在です。
特別手間をかけた裁断後の手染めがポイント
「手染め」と聞くと、染めた経験でもない限り「手作業で染めたんだなぁ」くらいにしか思わないと思うのですが、
こちらのシリーズに関しては
カーフ(仔牛の革)を、剥いだ形のまま染めて、作るサイズに合わせて裁断するのではなく
作るサイズに合わせて裁断してから一枚一枚染めています。
…正直まだピンと来ませんよね?
どうしても皆さまにはこの手間をお伝えし、職人さんに敬意を表したいので、もう少し詳しく説明させてください。
この手染め、何がすごいの?もっと詳しく!
革の取引では、10センチ×10センチの正方形を1DS(デシ)といいます。
これは、名刺入れの外面が1つ作れるくらいの大きさです。
手染めカーフシリーズは、その名の通りカーフ(仔牛)を使用していますが、仔牛とはいえ一頭分でだいたい120デシといわれています。
ざっくり計算ですが、名刺入れの外面用のパーツが120個取れることになります。
この量を、仔牛の大きさのままジャブっと1枚染めて、染まったものを120枚に裁断するのではなく
先に裁断して、手のひらサイズになった革120枚を一枚一枚チャプチャプ染めて磨き、グラデーションを調整している姿を想像してください。
気が遠くなりませんか!
レッドとブルーは色鮮やかですが、グラデーションが渋い落ち着きを醸し、カッコよさを演出。
ブラックは、中心部が煤けた感じでグレーがかっており、幻想的な黒です。
さらっとした手触りと軽さが心地良く、兼ね備えた機能性は抜群
かぶせ長財布はカードポケット14箇所、チマブエの人気のパターンでおつくりしています。
続いてラウンドジップ長財布は、カードポケット18箇所、YKKエクセルファスナー使用でこちらもチマブエ初期から人気の内装パターンです。
手触りの感触だけは、記事でお伝えすることができません…
ぜひ一度、店頭にいらしてお手に取られてみてください。皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。(専属スタッフをご希望のお客様は、お手数ではございますがお電話にてお問い合わせくださいませ。)
西武池袋本店 5F 中央ゾーンB6 紳士鞄/革小物売場
東京都豊島区南池袋1-28-1
TEL.03-5949-2449 (雑貨売場直通)