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Columnコラム
SCOVILL社のヴィンテージジッパー
2020.12.18

古き良きジッパー「SCOVILL」

ジッパーの元祖

世界の40%を占めるYKKファスナー、国内シェアは95%程だ。
その原型と言えるのがアメリカのTALON(タロン)社(旧:HOOKLESS(フックレス)社)のジッパー。

世界で初めて商品化したHOOKLESS社はその後、社名をTALON社に変えて、ライダースジャケット、ジーンズ等多くの衣料商品に採用された…

その後、世界情勢の変化もあってCONMAR(コンマー)やCROWN(クラウン)という会社が出てきてファスナーが世界に広がっていった。今の洋服やバッグに使われているファスナーの仕様や進化ってのは歴史あっての今がある。

洋服のデザインや機能も同じことが言える。テレビを観たり、電話をしたり、スマホを見たりが当たり前の世の中だけど、元々は日本で電波を使って位置が探知できるよう開発されたもの、これがレーダーとして転用され、残った電波塔が電波を送るアンテナとして利用された。

SCOVILLのヴィンテージジッパー

SCOVILL社のGRIPPERジッパー

【SCOVILL社のピンロック式ジッパー「GRIPPER」】

写真で紹介してるのは昔いただいて大事にしているSCOVILL(スコービル)のヴィンテージジッパー。
元々は金属リベットやホックやボタンを製造していた会社なんだけど、納入の際にジッパーの依頼あり製造したのががきっかけ。この写真は「GRIPPER(グリッパー)」、SCOVILL社のブランド名でこのタイプはセミオート式ができる前のピンロック式のジッパー。

ほとんどの長さはジーンズのフロントの長さに設定されている(因みにTALONでよく目にする42という数字は務歯の幅4.2MM)。

SCOVILL社のオートロック式タイプのジッパー

【SCOVILL社のオートロック式タイプのジッパー】

2枚目は、SCOVILL社が世界初、オートロック式タイプのジッパー、スライダーを寝かすことでファスナーが落ちてこない。

デザインの良いSCOVILLジッパーは事実上、消滅してしまい残念でならない。

 

新作ではヴィンテージの復刻ファスナーを使用する予定だ。